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エフエフエルを立ち上げたきっかけ

私自身がエンジニアとしてスタートした20代前半だったころ、当時はまだ即戦力技術者との抱き合わせで現場へ参画していました。
自分自身の微力さを、即戦力の技術者の横で痛感せざるを得ない環境下だったので、早く１人称で活躍できるエンジニアになりたいと技術向上に向けて、毎日努力していましたね。
その結果、20年間システム開発の様々な現場で製造工程から上流工程・管理領域と多くの工程で有意義なご支援の場をいただけるようになれました。

ですが現在、この業界は「技術者不足の深刻さ」「若手技術者が育つ環境の激減、その一方で技術を持ったシニア層の現場減少」「即戦力かつコントロールしやすい中堅層の争奪戦」という大きな課題を抱えています。

なのでこれから言う3つの事を実現して、この課題を解消していきたいと思い起業しました。
1つ目は、技術者として、市場から必要とされる人材を数人でも排出していける環境づくりを行う、という事です。もちろんプロジェクトを進めていく中で必要な技術職以外の仕事でも、プロとして自覚を持って働けるようにしていきたいと思っていますし、市場から必要とされるだけでなく、自ら新たな市場を開拓していけるようになってもらえたらとも思っていますが、まずは自身の経験を生かせる分野から環境作りを実現させていこうと考えています。

2つ目は数々の現場を経験し、幅広い視野を持ったシニア層エンジニアが活躍できる場所を増やす事です。これが理想とする形で実現すれば、中堅層や若手層の今後の視野の広さも生むことにつながると考えています。そして3つ目はこれらの実現により、成長し活躍できる場を生かして、社員が充実した仕事とプライベートを両立できるようにする事です。
　起業してから６年目がたち、上記の実現に向け一歩一歩前進している実感はありますが、思い描いていた目標はまだまだ先にあります。これからも社員と一丸となってこれら達成していきます。